デザインのモチーフとして取り入れたのが房指輪(ふさゆびわ)です。
房指輪は琉球王朝時代、婚礼指輪として使われており、その指輪には7つのモチーフをかたどったアクセサリーが付いています。
魚・桃・ざくろ・葉・花・魚・扇(諸説あり)。
それぞれに意味があり、親が子に幸せになってほしいという願いが込められています。
これは、親が子への思いでもありますが、1歩引いて考えてみたら、誰もが誰もへ思っていることではないかと考えました。
昨今、国際情勢が不安定な中、ビジネスウェアとして日常で着用するかりゆりウェアに、常より平和や幸せを感じるデザインがあってもいいのでは、とこのモチーフで描かせていただきました。