投稿日:2024.03.27

OKINAWA41 コンテスト 令和5年度 受賞者発表

毎年開催しているOKINAWA41 フォトコンテスト、かりゆしウェアテキスタイルデザインコンテストの受賞者が発表となりました。コロナ禍でしばらく開催を控えていた表彰式も今年は開催!受賞者の皆さんを直接お祝いができるとても貴重な機会となりました。

OKINAWA41フォトコンテスト・シーズン8の内閣府特命担当大臣賞(最優秀賞)に選ばれたのは、野口 亜希子(のぐち あきこ)さんの「今日から友達」です!

「今日から友達」

受賞者:野口 亜希子(のぐち あきこ)さんコメント

この度は最優秀賞に選んでいただきありがとうございます。とても嬉しく思います。
コロナ禍でお友達を作ることも遊ぶことも制限されていた4歳の娘がこのシーサーに向かって、「おともだち〜」と言いながら、駆け寄り、手を繋いだ瞬間です。親として、「えっ?」と思いつつ、とても心が温かくなりました。楽しかった家族旅行がますますステキな思い出となりました。

自見はなこ内閣府特命担当⼤⾂コメント

最優秀賞の受賞、誠におめでとうございます。
初めての沖縄でお友達のシーサーを発見。なんとも愛くるしいお子様の笑顔に、私も笑顔になりました。楽しい思い出たくさんの旅行になったことが伝わってまいります。

「海中は花盛り」

受賞者:湯浅 和美(ゆあさ かずみ)さんコメント

この度は、かりゆしウェアテキスタイルデザインコンテスト2023最優秀賞に選んで頂き、誠にありがとうございます。このデザインは、大好きな海と生物への想いを込めて描きました。私の拙い表現が、伝統あるかりゆしウェアになり、憧れの沖縄で日の目を見る事ができるなんて!
着ている人を優しく包み、元気でハッピーな気持ちにしてくれるかりゆしウェア。
ご縁を頂けた事、重ねてお礼申し上げます。

自見はなこ内閣府特命担当⼤⾂コメント

最優秀賞の受賞、誠におめでとうございます。
一目見ただけで沖縄の海を思わせる鮮やかな青。その中に、サンゴや海藻が揺らめく様が、まさに沖縄の海を表していると思います。

かりゆしウェアテキスタイルデザインコンテスト講評

沖縄県衣類縫製品工業組合 事務局長 美濃 えり子

この度は、内閣府OKINAWA41主催の元、「かりゆしウェアテキスタイルコンテスト」に多数のご応募を頂き、誠にありがとうございます。

今回で6回目となる当コンテストは、回を重ねる毎により緻密なグラフック技術を用いた作品が多く見られ、応募された方々のかりゆしウェアに対する新たなデザインを探求する熱意や想像力を強く感じます。

その中で今回最優秀作に選出された「海中は花盛り」は、海中から海面に目を向けた際の光りを受けた水面の輝き、サンゴや海草が揺らめく海の中を悠々と泳ぐ魚の姿が鮮やかに描かれ、沖縄の海の豊かさ、美しさを見事に表現された作品であったと存じます。受賞されたかずみん様、誠におめでとうございます。

また、今回受賞された「海中は花盛り」という作品の世界観をより強く表現するため、海洋プラスチックごみを回収し生成された糸(レス・マイクロ・プラスチック)を用いた生地を使用しました。この生地は、海洋プラスチックごみの回収、原料の加工、糸加工、染色に至るすべての工程が日本国内で行われており、いつまでも美しい海を守りたいという願いを込めた素材と誰もが癒される鮮やかな沖縄の海の豊かさを表現されたかずみん様のテキスタイルを合わせる事により、「海中は花盛り」の世界観にふさわしい一枚に仕上がったと存じます。

これからも新たな素材やビジネスシーン、リゾートシーンにそれぞれマッチする商品開発に工夫を凝らし、県内外の皆様に広く愛される『かりゆしウェア』の生産に縫製組合一同、一丸となって取り組んで参ります。

どうぞ今後とも『かりゆしウェア』をご愛顧賜ります様お願い申し上げ、講評と致します。

「夏を駆ける」

受賞者:西山 友理(にしやま ゆり)さんコメント

この度は素晴らしい賞をいただき誠にありがとうございます。
この写真は夫婦で宮古島を訪れた際に、一面に広がるさとうきび畑に感動し、思わず車を止めて中まで探検させていただき撮ることができた一枚です。夏の沖縄を全力で楽しんでいる私たちの気持ちを皆様に伝えることができたらいいなと思いこの写真を応募させていただきました。またぜひ沖縄に伺い、楽しい時間を形に残すことができたらと思います。ありがとうございました。

北島審査委員長コメント

スカッとした青空とサトウキビ畑、こちらの作品のポイントはワイドレンズでローアングルで撮影されたことだと思います。

ローアングルで撮影することでジャンプの高さを強調できて、青空を広めにする構図で、さらに太陽の光を少し入れ込むことで沖縄の日差しの強さも伝わってきます。

おそらく連写で撮影されているのだと思いますが、ジャンプして駆け抜けるシーンをピタッと止めて撮られていることも素晴らしいと思います。

サトウキビ畑にはハブがよくいるのですが、宮古島がハブがいない島なのでよかったです。優秀賞おめでとうございます。

「踊るヤシの木」

受賞者:山手 美紗貴(やまて みさき)さんコメント

この度は光栄な賞を頂き誠にありがとうございます。
大変嬉しく思っております。
ちょうど受賞の連絡をいただいた時に、石垣島への移住を決断する時でしたのでグッと背中を押された気分でした。

まずは、作品の背景を紹介をさせて下さい。
“踊るヤシの木”この作品は昨年の夏、新規レンタカー事業立ち上げで石垣島に娘と2週間滞在することになった際に撮影した写真です。
娘との時間が作れた喜び、新たな挑戦で不安と戸惑い、いろんな気持ちが交差する中で”ママ大丈夫だよ”と言ってるかのように大自然に触れてどんどん成長していく娘。
その姿はとても頼もしく、4歳の背中が大きく感じました。
そんな娘を写したこの作品での受賞はまさに感無量です。
風の時代と言われ忙しさに追われている現代ですが島ではやっぱり島タイムと言うほど穏やかでゆっくりした時間が流れていてそんな中で普段は気づかなかった心の声や感情、いろいろなものが解放されていく感覚がありました。
これからも写真の娘のように心踊る方へと飛躍していきたいと思います。
冒頭で述べた通り、私は4月より石垣島へ移住します。
ゴッツレンタカー 赤字脱却のため頑張ります。そしてこれからも写真を通して大好きな石垣島の魅力を伝えていきたいです。
本日はせっかく授賞式へお招きいただいたのに参加が叶わず大変残念です。
こちらのコメント文にて受賞のスピーチに変えさせていただきます。
ありがとうございました。

北島審査委員長コメント

こちらの作品の撮影場所はおそらく石垣島の米原のヤエヤマヤシ群落かと思いますが、もう少し上向きでヤシの葉全体を入れた写真を撮りたくなるところを、道路に映るヤエヤマヤシの影に着目されたところが撮影者の感性の素晴らしさを感じます。縦位置で撮影されたことでヤシの高さも伝わりますし、とても躍動感があり、風で揺れるヤシの影と一緒に無邪気に遊んでいるところをお子さんの表情も入って完璧なシャッターチャンスで写されていると思います。

優秀賞おめでとうございます。

「歓迎の虹」

受賞者:鈴木 耕介(すずき こうすけ)さんコメント

この度は北島清隆賞に選んでいただきありがとうございます。
写真を趣味としている者として、すばらしい写真家の北島さんから賞に選んでいただいたこと、
本当に嬉しく思います。
今回の写真は息子が生まれてから初めて家族で行った旅行で
沖縄に着いてすぐに撮った写真です。
綺麗な虹が出てなんだか歓迎されているような気がして
このタイトルとなりました。
大切な家族との最高の思い出を写した写真で賞をいただけて
さらに思い出に華を添えることができました。
また家族で沖縄に遊びに行こうと思います。

北島審査委員長コメント

この度は北島清隆賞 おめでとうございます。

私も虹が大好きでライフワークで虹の撮影をしています。虹はなかなか出会えることは難しく、また出会えたとしても5分か10分で消えてしまいますので虹の写真を作品として撮影するのはとても難しいことです。

こちらの作品を選ばせていただいたのは、旅行でいらした沖縄旅行で、美しい大きな虹に出会えて、虹が消えるまでの数分間で余計な人工物がない背景の良い場所で構図も横ではなく、空に伸びる虹を大きく入れるために縦構図にして撮影されていること、そして何よりもモデルさんになったごお子さんと奥様をタイミングばっちりで撮影されていることが素晴らしいと思います。

「夏旅」

受賞者:深見 知史(ふかみ さとし)さんコメント

この度は素敵な賞を頂きありがとうございます。
家族で初めての沖縄旅行で、移動中に青い空と海のコントラストが続く道でポツンとバス停が目に入り思わず車を停めて撮影した1枚です。
家族旅行の良い思い出となり家族みんな喜んでいます。またぜひ訪れたい場所です。ありがとうございました。

護得久 栄昇さんコメント

バス停のフレームにおさまる家族が眺める、青い空、白い雲、青い海。それぞれの配置、バランスが絶妙だよ。The 沖縄!

「オシャレ」

受賞者:乙幡 国広(おっぱた くにひろ)さんコメント

この度は、ガレッジセールゴリ賞に選んでいただきとても嬉しく思います。
この写真は以前、沖縄に住んでいた時に偶然出会えたオシャレなヤドカリです。
住んでいたのは読谷で、海まで徒歩5分の所だったので、毎日のように海に行っていました!
発見した時は目を疑いましたが、気づいたらシャッターを押していました。
今は東京で花火写真家をしていますが、年に数回は沖縄に来てリフレッシュしています。
ありがとうございました。

ガレッジセール ゴリさんコメント

宿を借りたはいいが、手狭すぎた。これじゃ一人暮らしもできない。「次は良い不動産に出会えるとイイね」こんな会話をしたくなるキテレツな一枚。出会いに感謝。

「ハートマーク」

受賞者:Claudius Lai(クロディエス ライ)さんコメント

この度はこのような素晴らしい賞をいただき、ありがとうございます。
初めての沖縄旅行で初めてウミガメを撮影したときの写真です。可愛らしい頭を出し、水面がハートマークに変わった様子を捉えました。粘り強く撮り続けた甲斐があって、この貴重な瞬間を記録することができました。
ウミガメは絶滅危惧種に指定されており、水族館以外ではなかなか会うことはできません。
これからも彼らが住む豊かな海を守り続けたいと思います。

ガレッジセール 川田さんコメント

僕も何度もウミガメを見てますが、水面に顔を出すのはホント一瞬で・・・。
しかもハートマークになるなんて奇跡です!
自然から愛をいただきました。おめでとうございます!

「ピンクムーン」

受賞者:坂本 卓也(さかもと たくや)さんコメント

この度は崎山 一葉 特別賞に選んで頂き誠にありがとうございます。
石垣島でサンセットカヤックを初めて体験し、
あまりの美しさと独特の空気感に圧倒されたのを覚えています。
たまたまピンクムーンだったということもあり、
静まり返った水面と月が本当に印象的な瞬間でした。
また是非遊びに行きたいと思います。初めて応募したコンテストで受賞できてとても光栄でした。
ありがとうございます。

崎山 一葉さんコメント

毎日空を見上げても、同じ景色が無いのがまた風情。
作者が見た空がコロナ禍の苦しさをも吹き飛ばしてくれる程の感動を与えたことに優しくも真の強さを感じました。
色味からも生命力や心の豊かさが受け取れます。
ピンクムーンを調べてみると、春の鮮やかなピンク色の花が咲く頃にでる満月のことを指すそうです。
作者はじめ、この空を見た方々はその瞬間から、春のようにポカポカと心があたたかくなっただろうなと予想しました。
空が広い島の美しさが何倍にも表現された素敵な作品です。

「ハート⾒つけた!」

受賞者:立澤 美奈(たてざわ みな)さんコメント

この度は素敵な賞をありがとうございます!
待ちに待ったリゾート挙式&新婚旅行で最高な時間を過ごしていた時の1枚です。
私も娘も海が大好き。
綺麗な貝殻あるかな?と探していた時
「あ、ハート!ママ、ハートだよ!」
と見せてくれた小さくて可愛い手。当時2歳だった娘は中学生になりました。
次沖縄に行く時はダイビングしようね!と計画中です。

糸数 美樹さんコメント

今だけのムチムチのお手てと足がどんどん大きくなっていくのも大切な思い出。お子さんの成長と共に沖縄での思い出が増えていってほしいです。