OKINAWA41 コンテスト 令和6年度 受賞者発表
毎年開催しているOKINAWA41 フォトコンテスト、かりゆしウェアテキスタイルデザインコンテストの受賞者が発表となりました。今年も沖縄総合事務局にて表彰式を開催致しました!受賞者の皆さんを直接お祝いができるとても貴重な機会となりました。


OKINAWA41フォトコンテスト・シーズン9の内閣府特命担当大臣賞(最優秀賞)に選ばれたのは、谷口由依(やぐち ゆい)さんの「お姉ちゃん待って」です!

「お姉ちゃん待って」
受賞者:谷口由依(やぐち ゆい)さんコメント
この度は最優秀賞という素晴らしい賞をいただきまして、誠にありがとうございます。
とても嬉しく、光栄に思います。
この写真は家族で沖縄に旅行に行った際の写真です。
6歳、4歳、2歳の子どもたち。沖縄のアメリカンビレッジにテンションが上がり、駆け出して行く子供たちを後ろから撮った写真です。どうしても遅れをとってしまう2歳の妹を優しく待ってあげるお姉ちゃんたち。3人仲良く楽しんでいる姿を見て、連れてきて良かったなぁと思ったことを覚えています。
今年のGWもみんなで沖縄に行く予定なので、またみんなで楽しみたいです。この度はありがとうございました。
伊東良孝内閣府特命担当大臣コメント
最優秀賞の受賞、誠におめでとうございます。多くの力作、素晴らしい作品の中から、沖縄ならではの背景に映える、この女の子3人の写真に魅了されました。


「赤サンゴ」
受賞者:吉田 海(よしだ かい)さんコメント
この度は素敵な賞をいただきありがとうございます。
赤珊瑚はとても珍しい珊瑚でなかなか見られない珊瑚です。赤珊瑚はとても綺麗な赤色で見た人を感動させてくれるような珊瑚だと思います。
赤珊瑚のデザインでとても印象に残っていることは、赤珊瑚の細かいところをとても時間をかけて頑張ったところです。また、赤珊瑚の色の赤色を少し明るくして、とても良い色の赤珊瑚が出来上がったと思います。完成した赤珊瑚を見た時は、やりがいを感じる事ができました。
この度はありがとうございました。
伊東良孝内閣府特命担当大臣コメント
最優秀賞の受賞、誠におめでとうございます。この作品は、沖縄の海を思わせる濃紺に鮮やかな赤色が映え、実に沖縄らしい華やかなデザインであると感じました。
かりゆしウェアテキスタイルデザインコンテスト講評
沖縄県衣類縫製品工業組合 事務局長 美濃 えり子
この度は、内閣府OKINAWA41主催の元、「かりゆしウェアテキスタイルコンテスト」に多数のご応募を頂き、誠にありがとうございます。
今回で7回目となる当コンテストは、回を重ねる毎に応募された方々のかりゆしウェアに対する新たなデザインを探求する熱意や想像力を強く感じます。
その中で今回最優秀作に選出された「赤サンゴ」は、水深100mよりさらに深い水域に生息する赤珊瑚を表現された作品です。きらめく珊瑚礁のその更に奥には紺碧の中に深紅の赤珊瑚が鮮やかに生息する沖縄の海の奥深い魅力を見事に表現された吉田 海様、最優秀賞受賞まことにおめでとうございます。
また、昨年度に引き続き受賞作のかりゆしウェア製作に海洋プラスチックごみを回収し生成された糸(レス・マイクロ・プラスチック)を用いた生地を使用しました。この生地は、海洋プラスチックごみの回収、原料の加工、糸加工、染色に至るすべての工程が日本国内で行われており、前回より更にしなやかな風合いにブラッシュアップしております。美しい海を守りたいという願いを込めた素材と沖縄の宝である海の豊かさを表現された吉田 kai様のテキスタイルを合わせる事により、「赤サンゴ」の世界観にふさわしい一枚に仕上がったと存じます。
これからも新たな素材や商品開発に工夫を凝らし、県内外の皆様に広く愛される『かりゆしウェア』の生産に縫製組合一同、一丸となって取り組んで参ります。
どうぞ今後とも『かりゆしウェア』をご愛顧賜ります様お願い申し上げ、講評と致します。

<最優秀賞のデザインでかりゆしウェアを制作いたしました>



「イロトリドリ」
受賞者:乙幡 国広(おっぱた くにひろ)さんコメント
この度は、優秀賞に選んで頂きとても嬉しく思います。
この写真は去年、今帰仁の海で磯遊びをして捕まえたイロトリドリの魚を息子が覗き込んでる時の写真です。この後、私が逃がしてあげようとすると『じぶんでやる!』と言い。『バイバイ、ありがとね~』と言って逃がしてたのが印象的でした。今年も沖縄旅行の計画があるので、たくさん写真を撮ってまた応募しようと思います。
北島審査委員長コメント
透明なケースの中にいる小さな魚たちが、まるでお子さんの顔と一体化しているように見え、視覚的なインパクトがとても強いですね。構図も素晴らしく、撮影された方のセンスの良さを感じます。
海で撮影されているとのことでお子さんが自然の中で好奇心を持って楽しんでいる様子がすごく伝わってきました。泳げるようになったらシュノーケルで見せてあげたいですね。
着ているライフジャケットの色も映える要因になっていると思います。
タイトルの付け方もとても素晴らしいと思いました。


「おかあさんがするなら私もする」
受賞者:姉崎 進也(あねざき しんや)さんコメント
この度は、このような素晴らしい賞をいただき、大変光栄に存じます。
この親子の化粧は、おとうさんと一緒にチョンダラーをするつもりで化粧をしてみたものの、恥ずかしくなり「おかあさんがするならわたしもする。」と言ったことがきっかけで親子(家族)チョンダラーが生まれたそうです。写真は、その母と娘のそれぞれの表情がうまく撮影できたと思い、応募させていただきました。
また、エイサー写真の受賞は珍しいので、とても嬉しく思います。
この度は誠にありがとうございました。
北島審査委員長コメント
後ろのライトをバックライトのようにうまく活かして、手前が暗くならないよう露出も完璧で、ポートレート写真としても素晴らしいと思いました。お二人の自然な表情をとてもいい構図で撮影されていると思いました。エイサーのチョンダラーということで、ちょっと面白おかしく祭りを盛り上げる役割なので男性がよく面白く化粧をするのを見たことがありますが、女性がされるのはなかなか見る機会がなかったので印象的でした。


「みんなかわいいーサー!!」
受賞者:立元 宏志(たつもと ひろし)さんコメント
この度は、北島清隆特別賞に選んでいただいた事を大変嬉しく思います。
まさか、私の写真が受賞するとは夢にも思いませんでした。受賞の連絡が来たときには、家族全員で大喜びでした。
私は以前沖縄に住んでいたのですが、その時に今回撮影をしたホテルで結婚式を挙げました。今回久しぶりに沖縄へ来て、思い出のホテルに宿泊し結婚当時は2人だった私達夫婦に娘という家族が増えた記念に可愛いシーサーと一緒に写真を撮りました。
家族旅行の思い出がこのような形になり、また、こうして沖縄に帰って来る事ができて凄く幸せです。
このような機会に出会えたことを大変光栄に思います。
本当にありがとうございました。
北島審査委員長コメント
これだ!と思うくらい、インパクトがあった作品でした。3体のシーサーの横でお子さんが笑っており、ユーモアのある作品と思います。
縦の構図で撮られていることで、背景の青空とヤシの木も入っており、沖縄らしさも伝わってきました。
素晴らしい作品を見せていただき、ありがとうございました。おめでとうございます。


「sunset」
受賞者:松政 亜美(まつまさ あみ)さんコメント
この度は数ある中より素敵な賞に選んでいただき、ありがとうございました。
この写真は家族で訪れた小浜島で撮った思い出の一枚です。たまたま見ることのできたきれいな夕焼けに心を奪われ、子供達に立ってもらって撮った一枚。奥に見える逃げていく息子を含め、とてもすきな一枚です。
こういったきれいな景色を見せてくれる沖縄に、また家族で行きたいと思います。
護得久 栄昇さんコメント
光と影がのコントラストが美しい!


「ウミガメと息を合わせて」
受賞者:高倉 美佐代(たかくら みさよ)さんコメント
この度は、ガレッジセール ゴリ賞という素敵な賞を頂き、ありがとうございます。
この写真は、昨年7月に甥と二人旅で訪れた 宮古島 新城海岸 での1枚です。
ウミガメと一緒に泳ぐという、夢のような時間を楽しむ中で、距離を保ちつつ、ウミガメの横を泳ぎながら息継ぎを合わせていた姿を撮影しました。
初めてのシュノーケリングもウミガメのお陰で驚くほど上達し、他の人達と情報交換をしたり、場所を譲り合ったりと、ルールを守って自然を楽しむ甥の姿に、優しさ、たくましさを感じることができた時間でした。
大好きな沖縄の写真で、このような素敵な賞を頂けたこと、本当に嬉しく思います。
姉を信じて、大切な息子を預けてくれた妹にも感謝です。
各関係者の皆様、この度は誠にありがとうございました。
ガレッジセール ゴリさんコメント
ウミガメが海面に顔を出す偶然のタイミングとお子さんの息継ぎの偶然に顔をあげるタイミング。狙おうと思ってもなかなか取れない写真なので、奇跡の一枚かと思います。おめでとうございます。


「初めての宮古島で⾒た天の川」
受賞者:印南 勉 (いんなみ つとむ)さんコメント
この度は、身に余る光栄を賜り、心より感謝申し上げます。
思わぬ出来事が、我が家に奇跡のような喜びをもたらしました。孫たちを含めた家族11人、全員で憧れの宮古島へ旅することができたのです。昼は息をのむほど美しい海、夜は降るような星空に包まれました。
特に新月の夜、どこを見上げても満天の天の川が広がっていました。その中でも、灯台と天の川が織りなす光景は、言葉を失うほどの美しさでした。
古希を迎える私にとって、この受賞と宮古島の思い出は、生涯忘れられない宝物です。宮古島の豊かな自然に、心から感謝いたします。この美しい自然が、これからも永遠に続いていくことを願ってやみません。
ガレッジセール 川田さんコメント
今まで自分も見たことの無いような素晴らしい天の川。宮古島に行って、自分の目で見てみたいと思うような作品でした。自分の父親も宮古島出身のため、尚更実際に現地の綺麗な星空を見てみたくなりました。おめでとうございます。


「灼熱下の仕事⼈」
受賞者:渡邊 規(わたなべ ただし)さんコメント
この度は、崎山一葉特別賞に選んで頂き誠にありがとうございます。
昨年、沖縄旅行の際、再建中の首里城を訪れたときの写真です。
当日はとても暑い日で汗が滝のように流れてしまうほどの暑さでした。
そんな中スタッフの方が微動だせず、寡黙にお仕事をされていました。
この作品の題名(灼熱化の仕事人)は、そんな暑い日に寡黙にお仕事されている方に
リスペクトの気持ちを込めてシャッターを切りました。
首里城の正殿の再建は来年(令和8年)の秋の目標と聞いております。
是非、再建後にまた首里城を訪れたいと思っています。
この度の受賞は、写真を趣味にしている者としてはとても素敵な思い出となりました。
本当にありがとうございました。
崎山 一葉さんコメント
城壁×階段×空のバランスが一目で圧巻だと感じました。良く見ると警備員さんとクバ笠の組み合わせが現代の重厚感を醸し出しているところがGOODです


「愛された天⽂台」
受賞者:加藤 真生(かとう まさお)さんコメント
この度は、素晴らしい賞をいただき、誠にありがとうございます。
波照間島は、私がカメラを始め、星空撮影の楽しさを知るきっかけを与えてくれた特別な場所です。
そんな島で撮影した一枚が受賞できたことを、とても嬉しく思います。
毎年一度は島を訪れ、この天文台と天の川を撮影するのが楽しみでした。しかし、建物の老朽化により、取り壊されると聞いています。
ひょっとすると、これが最後の一枚になるかもしれないと思うと寂しいですが、こうして賞をいただいたことで、私の中でひとつの形として残すことができました。
心より感謝申し上げます。
糸数 美樹さんコメント
天の川と天文台のコントラストが素敵な作品でした。また、「これで(見に行けることが)最後かもしれない」という受賞者の方のコメントが響きました。
みんなに愛されている場所が無くなっていく寂しさもありますが、写真で残せば心の中にずっと残ると思うと、素敵だなと思ったので、この作品を選ばせていただきました。この度はおめでとうございます。