”春の訪れを感じる季節”、アーサの収穫最盛期です!!
田舎に住んでいると季節の移り変わりを肌で感じることができます。
とりわけ春は穏やかな気持ちになる季節ですよね。
空気が暖かくなっていたり
鳥の鳴き声が聞こえたり
菜の花が咲いていたり。。。
最近の伊平屋島も春の訪れを感じられる季節となりました。
「食」も季節を感じられるもののひとつ。
伊平屋島の南端に「島尻」という集落があります。
「島尻」は民家と海との距離が近く、
海人(うみんちゅ=漁師)が多い集落でもあります。
そんな島尻の海にふと目をやるといくつもの鉄筋が目に映ります。
よーく見ると網が張ってあるのが分かります。
もっと近づいてみると…
そう!!アオサです。
沖縄では「アーサ」として親しまれている海藻です。
味噌汁に入れても天ぷらにしても美味しいアーサは
今が収穫の最盛期!!
干潮に合わせて、網を腰の高さくらいまで持ち上げて
ハサミでチョキチョキと切って収穫します。
これをひたすら繰り返していきます。
地味~な作業ですが、
ずーっと中腰なので思ったよりもキツイです(^^;)
それでもキレイな海と鮮やかなアーサの緑色が
疲れた身体を癒してくれます。
この日は雨が降ったので予定よりも早く作業を切り上げました。
干潮に合わせて仕事を始め、
雨が降ったら仕事を終える。
自然の営みに合わせた人々の暮らしが残る伊平屋島です。
そんな伊平屋島のアーサは東京でも購入することができます。
日本橋にある「離島キッチン」では日本全国の特産品が並びます。
ぜひ伊平屋島のアーサも探してみて下さいね。
■離島キッチン 日本橋店
http://ritokitchen.com/shop/nihonbashi/
記者:叶雅美(伊平屋村)
奄美大島出身。
大学卒業後、田舎や島をフィールドに地域づくり事業に携わる。
2012年、沖縄県最北端の有人離島・伊平屋村へ移住。
観光コーディネーター・地域コーディネーターとして村の振興に関わる。
伊平屋島の観光パンフレットはこちらから無料でお取り寄せできます。
https://min-tabi.jp/shop/shopbrand.html