投稿日:2018.05.10

食天国「石垣島」の中で、訪れて欲しい鉄板4店をご紹介

石垣島では、川平湾からの景色が、やはり印象的です。白く輝く砂浜はさらさらと心地よく、世界有数の透明度を誇る海が、青から緑へと美しいグラデーションを見せます。色とりどりのサンゴ礁や熱帯魚が泳ぐ姿を気軽に堪能できるグラスボートが人気で、ミシュラングリーンガイドで、沖縄では唯一3ツ星を獲得した景勝地の川平湾は、訪れる時間や天気によって、さまざまな顔や表情を見せてくれます。
さて、ミシュランといえば、レストランガイドですが、景観だけではなく、食も石垣は魅力がいっぱい!石垣島の鉄板4店をご紹介します!

◆旬家ばんちゃん

白保にあるこの店は、和洋中・イタリア・フレンチ等のジャンルにこだわらず、石垣島、沖縄産にこだわった厳選した旬の素材を様々なアレンジで楽しむことができます。料理の幅が広く、沖縄の地元料理というよりは、ハイセンスな異国籍懐石とでもいうでしょうか。素材や料理方法についての質問にも丁寧に答えていただけるので、理解を深めることができます。美味しい卵焼きをメインにした朝食も魅力ですが、個人的には、行く度に今日はどんなメニューだろうとわくわくするランチが好きです。

◆ひとし 本店
ひとし 本店
南のマグロは、安くてうまいと感動したのが居酒屋ひとし。おすすめは、大トロ・中トロ・鉄火巻きのマグロ鮨セット!美味しいマグロと言えば、北日本の大間などの産地が有名ですが、南の島で、しかも寿司屋でなく居酒屋でこれだけ旨味、風味たっぷりなマグロを食べられるなんて衝撃です!新鮮な海鮮が主ですが、沖縄料理も肉料理も、魅惑的なメニューはたくさんあります。どれを注文しても、美味しいです。生ウニソーメンちゃんぷるー、いかすみチャーハン、赤エビのクリーム煮(バケット付)等。色々迷うのも、旅の楽しみ!

◆辺銀食堂
辺銀食堂
食べるラー油ブームのはしりとなった、石垣島ラー油を生み出した辺銀夫妻の自然と健康にこだわった予約必須の人気店。中国出身のご主人のレシピと、沖縄料理を合わせたオリジナルメニューが中心です。どれも化学調味料や添加物を使わない自然の味。料理好きの辺銀夫妻が厳選したメニューが並んでいます。なかでもイチオシは「手作り五色の島水餃子」。ご主人得意料理の水餃子を、石垣島の食材でカラフルにアレンジし、赤、黄、緑、黒、白と5食。

どれも天然の色素を生かしたもので、例えば、黄色はウコン、黒はイカ墨、緑はほうれんそうなど。餃子の中身は島らっきょうや葉ニンニクなど、旬のものが使われています。もう一品おすすめしたいのは、「石らー麻婆豆腐」。島豆腐、花山椒、石ラーを使っていて、香り高く、ピリッとした辛さがビールやご飯との相性もばっちりです。

◆とうふの比嘉
とうふの比嘉
さとうきび畑のど真ん中にポツンとあるのが「とうふの比嘉」。絶品の豆腐が食べられます。深夜2時から毎日豆腐を作っているという店主の比嘉定二さんは3代目。石垣島の美味しい水とこだわりの生絞り製法で、祖母から受け継いだという庶民の味を守り続けています。早朝6時頃には営業がはじまり、多くのファンがどんどん車でやってきます。

島豆腐と呼ばれる沖縄の豆腐、特に型に入れて固める前のやわらかな『ゆし豆腐』は、できたて熱々が絶品。看板メニューの定食は、小、大、特大、超特大の4種類。ほんのり塩味のゆし豆腐を、味噌、醤油、コーレーグースなどお好みの味付けでいただき、アーサや明太子、卵焼きなど、1皿100円の小皿をトッピングするのも楽しみです。大豆の味を、口いっぱいに感じ、至福の朝食をとることができます。石垣の一日は、ここから始まります!