OKINAWA41 コンテスト 令和4年度 受賞者発表
「順番に入ります」
「OKINAWAN PARADICE」
沖縄担当⼤⾂賞(最優秀賞)発表
OKINAWA41フォトコンテスト・シーズン7の沖縄担当⼤⾂賞(最優秀賞)が3⽉22⽇、岡田直樹内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策)より定例記者会見の場で発表されました。
そこでOKINAWA41のWebサイトではこの度の表彰作品を本ページにて紹介いたします。
今シーズン⼤⾂賞に選ばれたのは、中ノ 茜(なかの あかね)さんの「順番に入ります」です︕
発表の場では、併せて「かりゆしウェア」テキスタイルデザインコンテストの最優秀賞も発表され、伊藤 教詔(いとう のりあき)さんの「OKINAWAN PARADICE」を基に制作されたかりゆしウェアも披露されました。
「順番に入ります」
受賞者:中ノ 茜(なかの あかね)さんコメント
この度は、最優秀賞に選んでいただき、ありがとうございます。
宮古島で最初に訪れた場所が、池間島でした。どこまでも広がる青い海と空。
海で泳いだことのない子どもたちは、恐る恐る順番に、海に入っていきました。
しかし、この後は、貝を拾ったり服まで濡らしたりするほど、楽しんでいました。
またいつか、沖縄に行ける日を楽しみにしています。
岡田直樹内閣府特命担当大臣コメント
最優秀賞の受賞、誠におめでとうございます。
宮古の海は「宮古ブルー」と呼ばれていますが、息を呑むようなブルーと白い砂浜を背景に、赤い洋服の三姉妹が順番に波打ち際を歩む様子がとても微笑ましく、同時に印象的なコントラストを際立たせています。
「OKINAWAN PARADICE」
受賞者:伊藤教詔(いとう のりあき)さんコメント
この度は「かりゆしウェア」テキスタイルデザインコンテスト2022最優秀賞に選んでいただきまして、大変に光栄に思っております。
私は沖縄で年中見られるトロピカルな植物やお花が大好きで、毎日のように眺めています。
見るものの心を豊かにしてくれるようなパワーがあると感じています。
そのような感動な想いをそのまま絵にしたためました。自分の描いた絵が、沖縄を代表するかりゆしウェアのテキスタイルデザインコンテストで最優秀賞をいただいた事はとても嬉しい気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
岡田直樹内閣府特命担当大臣コメント
最優秀賞の受賞、誠におめでとうございます。
一目見ただけで沖縄をイメージできるカラフルなデザイン。ハイビスカス、月桃など沖縄らしいリゾートを感じさせる色鮮やかな花が詰まった、まさにOKINAWAN PARADICEだと思います。
かりゆしウェアテキスタイルコンテスト講評
沖縄県衣類縫製品工業組合 代表理事 大城 直也
この度は、内閣府OKINAWA41主催の元、「かりゆしウェアテキスタイルコンテスト」に287点ものご応募を頂き、誠にありがとうございます。
かりゆしウェアは沖縄の気候、風土にマッチした衣類として誕生し、「かりゆし」の商標登録を得て今年で23周年を迎えます。
行政の皆様、産業界の皆様の後押しの他、多くの沖縄県民の皆様のご支持を頂き、かりゆしウェアは着実に生産枚数を伸ばし、近年では年間30万枚超の生産規模に成長しております。
このような中、昨年に引き続き第5回目の「かりゆしウェア テキスタイルコンテスト」を開催して頂き、県内外から多数のご応募を頂きました事は、生産に携わる者として新たな視点や市場に求められるテキスタイルデザインを客観的に知る素晴らしい機会となりました。
2020年から続いたコロナ禍においては、沖縄県は全国で最長の緊急事態宣言が発令されるなど、経済界や県民生活に大きな影響がありました。しかしながら2023年は徐々に入域観光客も増加し、かつての生活を取り戻しつつあります。
今回の応募作品は回復基調にある当県経済や観光機運の高まりの反映を感じさせるような沖縄の自然豊かな動植物を明るい色調でダイナミックに表現した作品のほか、グラフィックデザイン的にも高度な技術を用いた作品も多く、当コンテストの応募レベルの向上を感じさせる数々の作品に、審査員一同、優秀作の選出には大変頭を悩ませました。
そのような中、今回最優秀賞に選出された「OKINAWAN PARADICE」はブーゲンビレアやハイビスカス、月桃など沖縄の色鮮やかな花々と強い日差しから生じるシルエットを見事にバランスよく調和させたポップで楽しい作品です。受賞された伊藤 教詔(いとう のりあき)様、誠におめでとうございます。
これからも新たな素材やビジネスシーン、リゾートシーンにそれぞれマッチする商品開発に工夫を凝らし、県内外の皆様に広く愛される『かりゆしウェア』の生産に縫製組合一同、一丸となって取り組んで参ります。
どうぞ今後とも『かりゆしウェア』をご愛顧賜ります様お願い申し上げ、講評と致します。
<最優秀賞のデザインでかりゆしウェアを制作いたしました>
「夕景」
受賞者:西田 修次(にしだ しゅうじ)さんコメント
この度は素敵な賞を頂きありがとうございます。
大好きな竹富島で出会えた素晴らしい景色を皆様と共有出来て嬉しいです。
又美しい景色に出会う為、沖縄へ遊びに行きたいと思います。
ありがとうございました。
北島審査委員長コメント
空が半分に分かれているように右半分が真っ赤に焼けてます。とても珍しい現象で、実は私もこれを撮影されたと思われる日に石垣島で同じ空が2つに分かれた夕景を撮影していました。
こちらは竹富島の西桟橋を撮影した写真だと思いますが、あえて西桟橋から撮影するのではなく、引いて全体を撮影しいることでその場の雰囲気がよく伝わってくる写真です。
空と海、桟橋の構図のバランスも絶妙で素晴らしく、海に空の夕焼け色が映り込み、そこに立つ人々が強調されているところがとても良いと思います。
この写真を見ていると桟橋に立つそれぞれの人の思いが伝わってくるようです。
「今宵の宴」
受賞者:佐藤 歩惟(さとう あい)さんコメント
この度はこのような素晴らしい賞をいただき、ありがとうございます。
この写真は昨年、農園のお手伝いで西表島を訪れた時に撮影したものです。
農作業を終えた夕暮れ時、農園の方やお手伝いに来られている方とともに、住む地域や世代を越えた、ゆんたくの時間を迎えました。
一緒に過ごす豊かなひとときを、マジックアワーの中に切り取りました。
この景色と文化を未来にずっと残していきたいです。
北島審査委員長コメント
島の日常が感じ取れる素晴らしい写真です。西表島で撮影された写真でしょうか、テトラポッドの上にベニヤ板を引いて、夕日を見ながら仲間と過ごす最高な時間をとても上手に撮影されてますね。
夕日が沈んだ後の空が焼けてくるマジックアワーの時間帯、光量が弱くなるので三脚を立てて撮影されたのでしょうか。3名それぞれの方の自然な雰囲気や表情を、ブレもなく構図も完璧に撮影されていると思います。
護得久 栄昇さんコメント
「トリトンブルー」
受賞者:斎藤 渉(さいとう わたる)さんコメント
ゴリさんに選んで頂けたこと、身に余る光栄、恐悦至極に存じます。
この日は2022年夏で1番の快晴で、海と空の青さが凄まじかったです。
写真を撮っていると最高のタイミングで飛行機が、、
被写体のポージングも完璧で、まさに奇跡の一枚となりました。
石垣島在住ですが、宮古島に少しだけ嫉妬してしまったのは、ここだけの話です、、!!
ガレッジセール ゴリさんコメント
「地球の宝物」
受賞者:伊藤 教詔(いとう のりあき)さんコメント
この度は、ガレッジセール 川田 特別賞に選んでいただきまして大変嬉しく思います。
ありがとうございます。
この「地球の宝物」は特別な写真で、
2022年はなかなか台風が来なくて海水温の上昇により珊瑚の白化が進んでしまった時のものです。
珊瑚は気象条件や一般的な日焼け止めに含まれる成分によって白化してしまいます。
珊瑚は熱帯魚の食料でもあり地球に必要な酸素を作ってくれたりと生態系や我々が生きていく為にとても必要な存在なんです。
この写真を通して、そんな大切な珊瑚の大切さに1人でも多くの人に気づいていただけるといいなと思います。
ガレッジセール 川田さんコメント
「サンゴの産卵」
受賞者:前野 文郎(まえの あきろう)さんコメント
撮影地は慶良間諸島、渡嘉敷島の阿波連ビーチです。阿波連ビーチにはエダサンゴが多く群生しており、そのエダサンゴの一斉産卵は360度どこを見ても卵だらけになり大迫力です。沖縄でダイビングガイドの仕事を始めて13年目になりますが毎年欠かさず観察しに行っており、もちろん今年も見に行く予定です!この度は素敵な賞をありがとうございました。
崎山 一葉さんコメント
「語り継がれる伝統の音」
受賞者:仲里 加奈(なかざと かな)さんコメント
今回特別賞という栄誉ある賞を頂けること大変光栄に思います。ありがとうございます。ほのぼのとしていた光景に思わずシャッターを切っていました。
糸数 美樹さんコメント
「阿波連ビーチ」
受賞者:前野 文郎(まえの あきろう)さんコメント
素敵な賞をありがとうございます。撮影当時0歳だった息子も3歳になりました。今では元気に阿波連ビーチを走り回り、勝手に海に入ろうとするので目が離せません。14年前に移住してきたのですが、まさか渡嘉敷島で子育てをすることになるとは思ってもいませんでした。島で育つ子供達にはこの海がどんな風に見えているのかな。これこらも息子の成長と世界に誇れる沖縄の海を撮り続けていこうと思います。
北島 清隆さんコメント