見ごたえ十分!旧盆恒例行事 「道ジュネー」
沖縄の夏の風物詩といえば、エイサー。
沖縄は旧暦の7/13~7/15にお盆を行います。
そのときに踊られるのが盆踊りである「エイサー」です。
各地域の青年団によるエイサーはその地域によって歌も踊り方も変わりますが、
どの地域のエイサーもそれぞれの味があり見る人を楽しませてくれます。
伊平屋では3日間にわたり各集落をエイサーで練り歩く「道ジュネー」が行われます。
遠くまで響く三線の音色や太鼓の音、
「イーヤサーサッ」「ハーイヤッ」の掛け声は
「今年もこの季節がやってきたなぁ...」とどこか郷愁を誘います。
青年団による力強く、勇壮な演舞は子どもたちの憧れの的でもあります。
エイサーの他にも両者が激しく棒をぶつけ合う棒術も行われます。
各集落の伝統の型があり、それを今でも受け継いでいます。
爆竹を足元で鳴らしながらの棒術は勇ましく、
見ごたえ十分です!!
旧盆の恒例行事であるエイサー道ジュネーを
ご先祖様もきっと毎年楽しみにしていることでしょう。
【動画リンク】伊平屋村青年団協議会によるエイサーの様子(2011年)
https://www.youtube.com/watch?v=9djxXpfinlc
記者:叶雅美(伊平屋村)
奄美大島出身。
大学卒業後、田舎や島をフィールドに地域づくり事業に携わる。
2012年、沖縄県最北端の有人離島・伊平屋村へ移住。
観光コーディネーター・地域コーディネーターとして村の振興に関わる。
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