複数のタクシー運転手からグルメ情報を入手!おすすめされた沖縄そば屋「そば処 きくや」に行ってきた
タクシー運転手は食通の人が多いとも聞きますが、彼らは数々の飲食店に足を運び、乗客に情報を提供しています。そんなタクシー運転手から沖縄のグルメ情報を得て、絶品の沖縄そばを食べてきました。
始まりは、タクシー運転手との会話からだった
沖縄に訪れた県外の友人とタクシーを利用した時、運転手のおじさんから話しかけられました。
「姉さんたち、沖縄そばは食べたねー?」
国際通りで食べました、との友人の答えに、おじさんは「本当においしい沖縄そばを食べるならあそこだよ」と教えてくれ、その店が「そば処 きくや」だったのです。
その当時は、いつか行こうという程度の印象でしたが、その店を薦めてきたのは彼だけではなかったのです。別の日にタクシーを利用した折、再び運転手から「そば処 きくや」の店名を耳にしました。
1日100食限定の沖縄そばを食べに行く
複数のタクシー運転手から得た情報なだけに、これは行くべき!と向かった那覇市田原の住宅地で隠れ家のように佇む「そば処 きくや」。「いらっしゃいませ!」と元気な声に迎えられて入店し、注文を済ませて待つこと数分後、沖縄そばが運ばれてきました。
今回は、三枚肉・軟骨ソーキ・本ソーキの3種類の具が楽しめる「きくやそば」と豆腐の風味が効いた「ゆし豆腐わかめそば」を注文。
具の中でも特に目を見張るのが軟骨ソーキです。骨の芯まで煮込まれた軟骨が、口の中でプルプルとろけていきます。
麺は、もちもちの中太ちぢれ麺。スープは、豚骨とカツオが効いた甘口の出汁に野菜をブレンドしたこだわりの味だそう。1日100食限定の麺だけに、開店直後に来てよかった!
基本の出汁にゆし豆腐の柔らかな口当たりとワカメの出汁が加わった「ゆし豆腐わかめそば」が新鮮な味わいで、食後に黒糖ぜんざいもおいしくいただき、庭の緑を眺めながらなかゆくい。
(見出し)10年以上の常連さんもいる。私もまた来るよ!
スタッフからの「ありがとうございました!」の声を背に店を後にしました。1日100食限定の沖縄そばを味わいに、この店に二度、三度と訪れたらつい常連客になってしまいそう。10年以上通っている常連さんがいるのも頷けます。
ぜひ「そば処 きくや」に足を運んでみてください。そして、あなたも常連に!
[そば処 きくや]
住所:那覇市田原1-6-2
電話:098-857-0565
営業時間:11:00~15:00(売切れ次第終了)
定休日:木曜日・ウークイの日
(文・撮影/中森誠子)
中森誠子プロフィール:
1983年生まれ、那覇市出身。14年間の公務員生活を経てフリーイラストレーターに転身。現在は沖縄県内外で活動中。イラストもライティングもできるライターになるべく日々修行しています。沖縄で人材マッチングができるノマドカフェを立ち上げるために奔走中!