沖縄のアットホームな家庭料理を食べるなら糸満市にある「食工房 まほろば」へ!
今回は、沖縄近海で取れた新鮮なお魚を使った美味しい料理を提供している
沖縄県糸満市の「食工房 まほろば」を紹介したいと思います。
那覇空港から車で約15分の場所に位置しており、沖縄に到着したらすぐに沖縄の家庭料理を楽しむことができます。この大きなカジキの看板が目印です!
ホームページ(http://okinawa-mahoroba.com/company.html)
このように魚料理を中心としたメニューが豊富です。
その中でも一押しメニューが金目鯛とシャークバーガーとイカスミ汁とのことです!
私はシャークバーガーを注文しました。
モウカザメを使ったシャークバーガー。糸満の漁師さんは、昔、モウカザメの油をサバニ(沖縄の伝統木造船)に撥水加工を施すために使用し、余った身は食べていたそうです。
しかし、時代とともに漁師の数が衰退し、モウカザメを食べる文化もなくなってしまったそうです。食工房 まほろばさんでは、その文化を継承するために現代風のアレンジを加え、シャークバーガーとして提供しているそうです。
ボリューム満点で、サメ独特の臭みも一切なく、白身魚のような淡白で上品な美味しさでした。食工房 まほろばさんでしか食べることのできないシャークバーガー、ぜひご賞味ください!
こちらは金目鯛の煮付け定食!
沖縄県産の金目鯛は収穫が難しいだけでなく、県外にすぐ出荷されてしまうため、県産品とはいえ沖縄県では珍しい食材とのことです。
金目鯛を釣る漁師さんの「県内の人にも金目鯛の味を知ってほしい」という思いから
まほろばと提携を組み、高級魚の金目鯛をリーズナブルな価格で提供しています。
食工房 まほろばの美味しい料理の裏には糸満の漁師文化も感じるストーリがあります。食工房 まほろばのアットホームな空間で、糸満の海風を感じながら沖縄の家庭料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました!
レポーター:伊良部 理乃(いらぶ りの)
沖縄県出身 琉球大学観光科学科に在学中。