投稿日:2025.03.19

紙パックと数学にも沖縄らしさが?

こんにちは!
初めまして!私は茨城県出身、沖縄県で暮らす名桜大学 3年の小田と申します。よろしくお願いいたします!
沖縄県といえば多くの人は青い海やきれいなハイビスカスのお花が思い浮かぶのではないでしょうか。ただ、沖縄県はアジア諸国との交流やアメリカ統治下にあったという歴史から、国際的で沖縄にしかない文化がたくさんあります。
そこで、アメリカと沖縄の文化が融合してできたチャンプルー文化の一片を紹介します。
※チャンプルー文化:日本・アジア・アメリカ等、多様な文化が融合している沖縄の文化をいろいろな素材を混ぜ合わせて炒める沖縄料理「チャンプルー」になぞらえてよばれているもの

Drive-in、pork、2000円札・・・ちょっと有名なものはまたの機会として、今回は「946ml」、「数Ⅰ、数Ⅱなんて読む?」を取り上げ、少し有名なものからマイナーなものまで、県外出身学生が感じることを紹介していきます!

【946ml】
946という数字を見てビビっと来た人は沖縄県民ですね(・`ω・)?沖縄県の牛乳や紙パック飲料の容量の多くは946mlなのです!  これはアメリカの文化の名残といえます。アメリカ統治時代「リットル」ではなく「ガロン」という単位を使用していました。本土復帰してからも機械や容器の多くがアメリカ製であったため、1ガロン=約3.785リットルを基準に1リットルに一番近い4分の1ガロンの946mlが採用されています。小さな紙パックは8分の1ガロンの473mlが採用されています。沖縄ならではの基準で、おもしろいですね。

【「数Ⅰ、数Ⅱ」なんて読む?】

 私は数学がとても苦手で高校では数学ができなくて受験科目では使いませんでした(-_-;)が、ここで数学関連のお話です。
皆さんは「数Ⅰ、数Ⅱ」と書いてあるのを見たらなんと読みますか?茨城県出身の私は「すういち、すうに」と読みます。しかし、同じ大学に通う沖縄の高校出身の友達たちは皆「すうわん、すうつー」と読みます。初めて聞いた時は本当に驚きました。
数学の読み方に関する資料は調べても出てこないほどマイナーかもしれませんが、ワン・ツー・スリー・・・私は勝手にこれもアメリカの英語の文化が混ざっているのではないかと考えました。

今回は沖縄とアメリカが融合した文化であるチャンプルー文化を少しですが紹介してみました!県外出身であるからこそ気づけるようなこともあると思っています。

沖縄県は本当に自然が豊かで、皆さんが本当にやさしくて私が大好きな場所です。皆さんも沖縄県に訪れた際は沖縄でしか感じることができない“おきなわ”を楽しんでほしいです!!

 にふぇーでーびる!(ありがとう!)

参考文献
「コラム 沖縄の牛乳は1Lじゃない」、内閣府沖縄総合事務局広報誌『群星Muribushi』2015年3月・4月号、15ページ

名桜大学3年 大谷ゼミ 山田小春