産卵のためオカガニ大量発生!一部にオカガニ専用歩道も?
沖縄本島は東海岸、うるま市。
ガイドブックにも載っていて、県内の方からもビーチパーティーや
ドライブコースとして親しまれている海中道路。
さらにその先。沖縄の原風景が残る、車で行ける離島が4つあります。
多くのイキモノたちが通る道…この時期は「オカガニ」!
その近辺を通る夜。生まれも育ちも東京下町の筆者は驚きが多いです。
野良ネコ!
・・・悲しいですが、割と全国的にありそうです(ペットとは一生のお付き合いを!)。
ヘビ(ハブ)!
・・・沖縄ならではかと。
そして、この時期はカニ!
・・・え?!
・・・カニ?!
これだけ色々なイキモノに道で遭遇すると、リアルマリオカート??と思います。
このカニとは「オカガニ」を指します。
オカガニは、カニだけれども普段は陸で生活。
6月頃から夏本番にかけて、産卵のため道路を横切り海に出ます。
特に満月の夜に大量発生。
満月というとウミガメの産卵が有名なように、自然の神秘を感じます。
「オカガニ」の自然形態を守るため専用歩道も用意
筆者は、よく通る宮城島のぬちまーすから桃原公民館付近の間と
平安座島の沖縄石油基地前でたくさん目撃しています。
ごくごく、たまーに・・・ですが、海中道路でも見かけますよ。
大切な、その自然形態を守るため。
宮城島の一部道路には、旧宮城中学校の先生方が嘆願して作られたオカガニ専用歩道があります。
けれどもカニさん達には理解できないので、
結構な数、轢かれてしまいます。
避けるために交通事故を起こしてしまっては、元も子もありません。
ただ。交通ルールを守っていれば、減速して避けることはできます。
この時期の夜、海中道路周辺はカニロード。
どなた様もご注意を!
記者:地域おこし協力隊 宮城島担当 藤澤
2016年11月地域おこし協力隊着任。
任期終了となる2019年10月から、宮城島の古民家での定住と小商いの準備発動中。
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