フェリー乗り場すぐ近く!お魚系定食と麺類が充実の食事処「とび吉」
粟国島のフェリー乗り場から道沿いに歩くこと徒歩1分。
港を眺めながら木に囲まれた広場のカーブを曲がっていくと、左手に水色の建物が見えてきます。
民宿「風月」の向かいにあるのは島で人気の食事処「とび吉」です。
とび吉の「とび」は、粟国島では過去にトビウオ漁が盛んだったことから付いた名前だそう。
ダイビングのお客さまが海から上がり、そのまま食事できるよう外テーブルも設置されています。
店内に入るとテーブル席が4つ。お茶はお代わり自由のセルフサービスです。
窓辺のテーブル席からは港の様子が一望でき、フェリーの出入りも見えます。
島のお店ならではのきれいな景色に旅の気分も上がりますねー♪
魚影が見えるほど透き通ったブルーグリーンの粟国島の港の海。
運が良ければ、港に住みついているウミガメの泳ぐ姿も見ることができるかもしれません。
注文した食事を待っている間、窓から海を眺めてゆったりと過ごすことができます。
粟国島の特産、もちきび麺を使った3種類の麺類
粟国島特産の「もちきび麺」を使用した麺ものは、シークヮーサー風味の「もちきび冷やし麺」、かつお風味の「ざるそば」、温かい「もちきびそば」の3種類。
粟国島のもちきびは、農薬を使用せずに丹精込めて作られた貴重な農産物。
良質なミネラルとタンパク質、鉄分、亜鉛、マグネシウムと栄養価も高い雑穀です。
島ではご飯に混ぜて食べられることが多いそうですが、このもちきびを麺に練り込んで作られたのが「もちきび麺」。
乾麺タイプと生麺タイプがあり、島を訪れた際のお土産としても喜ばれています。
「もちきび冷やし麺」は、シークヮーサー風味のタレが爽やかでさっぱりとした後味に。
冷やし中華のように、食欲の出ない暑い日でもつるっと食べることができる美味しさです。
「もちきび麺」のシンプルな素材の味を楽しみたいなら「ざるそば」を。
刻み海苔と和風だしのタレのみなので、ボリュームが欲しい方は「イカ天」「カニカマ天」「サカナ天」など、お店で揚げられた天ぷら各種の単品を加えても!
サイドメニューの「らっぎょうざ」は粟国産の島らっきょうを使用した特産品。
島らっきょうの風味が餃子の味を引き立て、何個でもぺろりと食べられてしまいそうです。
冷凍の「らっぎょうざ 12個入り」も販売しているので、キッチンが使用可能な宿泊施設にご滞在なら、持ち帰りで焼き立てを作ってビールのお供に~、なんて食べ方もアリですね!
「日替わり定食」は、「さしみ」、「シャケ」、「魚汁」、「にぎり寿司」などその日オススメの食材をメインに、ご飯、お味噌汁、小鉢が付いています。
定食屋さんの定番「シャケ定食」はふっくらと厚みのあるシャケが香ばしい焼き具合で食欲をそそります。皮も美味しくいただけて、ご飯との相性抜群!
どんぶり一杯に盛られた魚汁がメインの「魚汁定食」は、お魚の出汁とうま味がたっぷりで食べ応えのある一品です。
アカマチ(ハマダイ)など、どんな魚が入っているかは日によってのお楽しみ!魚好きも大満足の味とボリュームです。
にぎり寿司、巻き寿司、おいなりさん、お持ち帰りも人気!
「にぎり寿司定食」は握りたてのお寿司が6貫付いています。
事前に予約すれば、折詰でお持ち帰りも可能です。ダイビングのお客さまのなかには「島に滞在中の昼食は毎日お寿司です!」という方も。リピーターさんにも人気のメニューだそう。
手軽に食べられる、巻き寿司とおいなりさんのお持ち帰りセットもあります。
フェリー乗船時や、海で遊んだあと、小腹がすいたときのおやつ代わりにもいいですね。
購入して店内で他メニューと一緒に食べることも可能。麺類との組み合わせもオススメです。
港から歩いてすぐなので、フェリー到着後のお昼ごはん処にもぴったりの「とび吉」。
きびきびと働く明るく元気な島のお母さんたちに、島のオススメ観光スポットなどを訪ねながら食事を楽しんでみてください♪
とび吉
沖縄県島尻郡粟国村字浜431-1
098-988-2611
記者:金村千沙(かなむらちさ)
北海道出身。フリーペーパーの編集者を経て、NPO法人に勤務。子どもの自然体験、環境教育、自然ガイド、地域づくりの仕事に携わる。2019年5月より沖縄県粟国村地域おこし協力隊として観光振興を軸に活動中。趣味は粘菌探しと粟国島のウーグの浜でぷかぷかと浮かびながら夕焼け空を眺めること。
粟国島地域おこし協力隊ブログ
https://a-chiiki3.wixsite.com/aguni-kyouryokutai