首里城火災…再建に向けて
皆さま、はいた~い!OKINAWA41大学生レポーターの滝田まなです。
10月31日木曜日未明(午前2時40分頃?)、ユネスコ世界文化遺産の首里城で11時間にわたり大規模な火災が発生しました。
沖縄県民の心の拠り所であり、沖縄の象徴である首里城の火災は表現できないほど大きなショックをもたらしました。31日の早朝は起床してすぐに火災を知り、驚きのあまり鳥肌が止まりませんでした。携帯には友人・知人からの悲しみのメッセージが届き、ニュースでは緊急中継で生々しい火災の様子が放映されていました。
私は首里城が、首里城から望む景色が本当に大好きで頻繁に足を運んでおりました。心にぽっかりと穴が開いてしまったような虚しい気持ちです。
今年1月、30年にも及ぶ復元作業が完成し
2月には新エリアが開園したばかりでした。その矢先に今回の火災。
悲しみも心配も募るばかりですが、今は前を向いて団結して再建に向かっていく必要があります。
11月3日日曜日文化の日、火災後の首里城に行ってまいりました。
周辺の道路から車が渋滞しており多くの方々が足を運ばれているのだなあ…と。
首里城公園の地下駐車場は無論、首里錦城町周辺のコインパーキングもほとんどが満車という状態でした。
失ったことで改めて、人々に与えるパワーの大きさ、絶対的な存在であるということを痛感しております。
龍潭池から見る首里城。当然ながらその姿はほとんど見えません…
未だに首里城全焼を信じきれていない自分がいました。
実物を目の当たりにして「首里城は本当に燃えてしまったんだなあ。」と。
↓比較対照に今年の春先に撮影した同じポイントからの写真です。
大きな動揺と悲しみ、混乱に包まれている中で、
首里城再建に向けてできることを一つずつ模索しております。
ユネスコ世界文化遺産の取り消しはないとのこと。心から安心しました。よかった…
今こそ一致団結して首里城の存在・価値・ブランディングを見つめ直す期間ではないでしょうか。
「首里城」という沖縄のシンボルが周辺の環境に、私たちにどのようなインパクトを与えていたか。そこから生まれる心の繋がりや関係性、考えれば考えるほど、一刻も早く美しい首里城を取り戻したい!という気持ちが強くなるばかりです。
私が今考えられることは募金、ボランティア、そして情報発信です。
沖縄県内では各地で首里城再建支援の募金箱が設置されております。
11月2日、3日に開催され、私も参加させていただいた「沖縄旅フェスタ2019」にも急遽設置され、多くの皆様がご協力くださりました。心より感謝申し上げます。
本記事をお読みいただいている皆様、首里城再建へ向けご協力のほどどうぞよろしくお願い致します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
↓昨年秋頃に撮影
(今月は泡盛月間・沖縄県産品月間。首里城では大規模イベントが開催される予定でした。)
レポーター:滝田 まな(たきた まな) 青森県八戸市出身 1998年生まれ 幼少期を過ごした沖縄県に移住を決め、琉球大学観光科学科に在学中。
【主な活動歴】
▷2018年 那覇市の観光親善大使「2018年那覇観光キャンペーンレディ」として活動。
▷2019年 ミス那覇OG団体「那覇観光アンバサダー」として活動中。
那覇市観光審議会委員を務める。 内閣府国土交通省 C to Sea アンバサダー就任。ツーリズムEXPOジャパン2019「学生が選ぶジャパン・ツーリズム・アワード」学生審査員を務める。