浦添北道路・臨港道路浦添線開通!人・モノの流れがスムーズに
今月18日、宜野湾市宇地泊から浦添市西洲までを結ぶ浦添北道路と臨港道路浦添線が開通しました!開通式では子どもたちによるエイサー演武など披露され、地元の関係者の方々も多く集まるなど、開通を待ち望んでいた方々はたくさんいらっしゃったのではないでしょうか。
この浦添北道路と臨港道路浦添線開通によって、沖縄県の主要な幹線道路である国道58号の渋滞緩和や、空港・港湾へのアクセス向上などの効果が期待されています。
浦添北道路・臨港道路浦添線の開通により、渋滞により失われる時間(渋滞損失時間)は約29%減少し、また国道58号の交通量は約13%減少することが見込まれているそうです。加えて、国道58号のうち浦添北道路・臨港道路浦添線と並行する区間では信号が20か所近く設置されていますが、浦添北道路・臨港道路浦添線を利用すれば、信号待ちをせずに走行することができます。
図 国道58号の交通量及び損失時間の変化(内閣府沖縄総合事務局HPより)
また、那覇空港から沖縄コンベンションセンターまでの移動時間は、整備なしと比べて9分短縮され、20分ほどで行けるようになります。沖縄コンベンションセンター周辺は、宜野湾市海浜公園やトロピカルビーチなど、有名アーティストのコンサートを始めとした各種イベントが多く行われる定番スポットがあるほか、大型商業施設も立ち並ぶ人気のエリア。那覇空港からの移動時間が短くなれば、観光客だけでなく、地元の方々もぐっと足を運びやすくなりますね。
臨港道路浦添線の歩道からは、カーミージー(亀瀬)周辺の自然海岸とイノー(礁池)を眺めることができます。この貴重な自然海岸を守るため、臨港道路浦添線の整備に当たっては、当初予定していた埋立方式から、一部区間について橋梁方式に変更したそうです。
みなさんも浦添北道路・臨港道路浦添線からの海辺の景色を楽しみながら、中北部へのドライブなどに出かけてみてはいかがでしょうか。