海、開きました!
「この日が来るのを待ってたよ」
伊平屋の海もそう言ってくれてるような気がした4月28日。
天気にも恵まれたこの日は、さらさらと頬を撫でる風も心地よく、
夏の訪れを感じさせました。
朝、9時45分頃。
「いへや愛ランドよねざき」にて海開きが開始。
まずは「拝み」から。
海での安全やみんなの健康を願います。
そして、いよいよ海へ!!
みんなの楽しそうな笑い声がそこらじゅうに弾け飛んでは消え、
消えては生まれていく。
1年前は大人に手を引かれて波に遊ばれていた子も
今年は自らバシャバシャと飛沫をあげて入っていく。
海は生命の源。
母なる海。
そんなフレーズがふっと頭をかすめた。
海が子どもたちの成長を手助けし、見守ってくれているような気がしたから…
そういえば、2年前の夏。
東京から遊びに来てくれた友人家族の当時3歳になる息子さんのファースト海水浴場は伊平屋の海だった。
「どこの海に連れて行ってもイヤイヤしてたのに。今日は自分から海に入りたいと言ったのよ」
嬉しそうにご両親が話してくれた。
「こんなにキレイな海だもの。当然よ!!」胸を張って自慢したのを覚えている。
記者:叶雅美(伊平屋村)
奄美大島出身。
大学卒業後、田舎や島をフィールドに地域づくり事業に携わる。
2012年、沖縄県最北端の有人離島・伊平屋村へ移住。
観光コーディネーター・地域コーディネーターとして村の振興に関わる。
◆いへや愛ランドよねざき◆
http://www.iheya-island-yonezaki.net/