【名桜大学】2020年度レポートの方向性について
公立大学法人名桜大学国際学群観光産業専攻大谷研究室では、内閣府OKINAWA41名桜大学生による学生記事として2019年度はカフェツーリズムと観光振興をテーマとしてきましたが、2020年度は「ウィズ/アフターコロナ」を踏まえた沖縄観光に関するミニ意見・提言案をテーマに記事を作成させていただく予定です。
大谷研究室における記事作成の前提や基本方針の詳細は別添のPDFに記してありますが、記事作成の基本方針(ゼミでの議論を経て2020年5月28日に決定)は「2020年5月末現在、当面は多少消極的ではあるが、受入側と訪問側双方の安全と安心に向けた対策を可能な限り強化した上で、国内客と県民の需要を頼りに沖縄観光を少しでも維持させ、回復期などに備えて、繋げていくという方向性」としています。
コロナ禍によって沖縄観光も大きな影響を受けており、新しい生活様式の定着とともに「ウィズ/アフターコロナ」を踏まえた観光の展開が必要だと考えています。
2020年度大谷研究室12名の学生が中心となって記事を作成していきますが、ときに思いつきのアイディア、実現可能性の低い提言、類似性が高い提案など力不足の面もあろうかと思います。まずは現時点での12名の考えを一覧としてまとめ、今後はアイディアのテーマなどによってチームでの記事作成も視野に入れ、より詳しいミニ意見・提案などに繋げていきたいと思います。
【名桜大学大谷ゼミ】現時点でのアイディアの方向性一覧(2020年5月末現在)
※学生の考えが比較的に直近を意識しているアイディアにはウィズコロナとしてW、長期的またはコロナ終息後を意識したアイディアの場合はアフターコロナとしてAを表記しています。
オンラインゼミの様子
■渡橋拳斗(和歌山県出身)
・小規模観光事業者の現状把握とスピードある直接的な支援(W)
■護得久理彩(沖縄県出身)
・接触を極力伴わずできる観光事業として「(特産物+食)×EC事業」で沖縄料理の作り方も発信、または少人数アウトドアツーリズム(W)
■垣花えま(沖縄県出身)
・避けられない生活様式の変化に合わせ、車社会の沖縄だからこそのドライブイン・シアターやドライブイン〇〇などの提案(W)
■川名茜(宮城県出身)
・沖縄料理メニュー情報のQRコード化と各料理店への頒布(多言語化、アレルギー情報、特徴などの情報)(A)
■喜如嘉杏実(沖縄県出身)
・一般市民、観光客などが幅広くアンバサダーとなり情報発信を行うプラットフォームの構築(A)
■幸地萌夏(沖縄県出身)
・徒歩圏内を中心に個人がツアー形式で「地域の良さ」をオンライン発信し、共有してオンラインガイドブック化(W)
■呉屋七海(沖縄県出身)
・屋外スポットとアウトドアに焦点を当て、ホテル等との往復に留めてもらえるような工夫を提案(W)
■島崎杏実(沖縄県出身)
・人との接触を極力減らすためホテルのフロント業務などの機械化、人件費の削減と合わせた雇用対策(W)
■荒木綾乃(東京都出身)
・若者旅行者への情報接触機会を多くさせるため観光アプリのさらなる活用(広告の充実やスタンプラリーなど)(A)
■仲道嶺賀(沖縄県出身)
・離島などの水際対策強化、人との接触を極力減らす方向でドライブイン〇〇、空き家活用、アウトドア要素のさらなる活用(W)
■屋宜柚希(沖縄県出身)
・3密回避のマイクロツーリズムを中心に、安全なコンテンツ充実化(SD確保のビーチフェス、テイクアウト限定グルメフェス、維持と継承のための文化イベントの充実など)(W)
■脇阪栞(滋賀県出身)
・徹底した「清潔な島」を目指し、カウンター形式の飲食店支援、アウトドア要素のさらなる活用(W)、街灯の暗さ対策、駅に見立てた乗船場、既存テーマパークの充実など(A)